ごみの制度の知識を深めるコラム

制度は環境省と各区の公表資料に基づいて解説しています。

品川区・港区・世田谷区の粗大ごみ申し込みは、区のサイトを出ない

2026-09-10|品川区・港区・世田谷区の粗大ごみの申し込み・手数料ページは、いずれも区の公式サイトの中にある。当サイトが3区で収録する一般廃棄物収集運搬業の許可業者565件(品川区140・港区306・世田谷区119)は事業系ごみの許可で、家庭の粗大ごみを扱う区分は1件も無い。

粗大ごみの申し込み先が、江東・新宿・大田で3通りに分かれる

2026-09-08|江東区は区のサイト内で電話・インターネット・LINEの3つが並ぶが、新宿区と大田区は区の本体サイトを出て別ドメインの専用窓口に移る。当サイトが持つ江東・新宿・大田3区909件の許可業者データを数え直すと、収集運搬業907件・処分業2件で、家庭ごみ・粗大ごみを扱う区分は1件も無い。

一般廃棄物収集運搬業の許可は区が出すが、申請窓口は23区でひとつにまとまっている

2026-09-07|東京23区の一般廃棄物収集運搬業の許可を出す権限は、法律では各区の区長にあります。しかし2013年4月から申請の受付は東京二十三区清掃協議会に一本化されました。22区・5,406件の名簿を商号で照合すると、全22区に許可を持つ会社は47社で、いずれも22区すべてで同じ許可番号を持っていました。

一般廃棄物処理業の許可は、「収集運搬」と「処分」の2つに分かれている

2026-09-05|一般廃棄物処理業には、収集運搬業と処分業という別々の許可がある。当サイトが13都県34市区で転記した5,922件のうち、収集運搬業は5,920件、処分業はわずか2件しかない。委託先が持つ許可の種類を取り違えないための整理と、ごみが実際にどこへ運ばれるかを確認する手順をまとめました。

事業系ごみは自分で運べる。ただし、運転手は自社の社員に限られる

2026-09-03|東京23区の事業所から出る事業系一般廃棄物は、許可業者に委託せず自分で清掃工場へ持ち込める。この「自己持込み」に収集運搬業の許可は要らず、処理手数料は1キログラムにつき17円50銭。ただし運ぶ車の運転手は自社の従業員に限られ、廃プラスチック類は持ち込めない。

事業系ごみの回収業者は、名簿に載っている数が区市でまったく違う

2026-09-03|当サイトが13都県34市区で転記している一般廃棄物収集運搬業の許可業者名簿は、江東区320件に対して宮崎市はわずか3件しかない。1つの市区に載っている件数の中央値は238件で、平均174.2件。件数が少ない地域では、見積もりの取り方や切り替えの進め方を変えたほうがよい理由を、当社の集計から整理した。

一般廃棄物収集運搬業の許可業者かどうかは、区市町村の名簿でしか確認できない

2026-09-02|事業系ごみの委託先が「一般廃棄物収集運搬業の許可業者」かどうかは、会社の説明では確認できず、区市町村が公表する名簿で確認するしかない。当サイトが13都県34市区の名簿から転記した5,922件(会社の数では994社)を集計すると、1つの区市でしか許可を持たない会社が572社(57.5%)ある一方、収録した東京22区すべてで許可を持つ会社も50社あった。

産業廃棄物と一般廃棄物の違いは、法律の条文では「引き算」で決まっている

2026-09-02|廃棄物処理法第2条は、一般廃棄物を「産業廃棄物以外の廃棄物」と定めている。先に産業廃棄物かどうかを決め、当てはまらなければ一般廃棄物になる。会社から出たごみが必ず産業廃棄物になるわけではない理由を、条文と施行令の20種類で確かめる。

シュレッダーの紙くずは、6つの業種以外なら事業系一般廃棄物である

2026-08-31|「シュレッダーの紙くずは産業廃棄物か」「ダンボールはどちらか」は、事業系ごみで最も多い質問です。廃棄物処理法施行令2条1号の条文をそのまま引き、紙くずが産業廃棄物になる6業種と、マニフェストが要らない理由を整理しました。

事業系ごみの料金には、1キログラム46円という上限がある

2026-08-30|東京23区の事業系ごみの委託料金は、区の条例で1キログラムあたり46円が上限と定められています。区の収集に出す場合の処理券の実額(中野区・45リットル1枚391円)と、許可業者に委託する場合の考え方を、区の公表資料から整理しました。

その業者に許可があるか調べる